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世界を股にかけるとぬかすコソ泥が現れたとのタレコミが国際警察機構に入り、俺は情報にある奴の隠れ家へと直行した。
しかし隠れ家はもぬけの空、そして俺が来るのを待っていたかのように書置きが残されていた。
「諸君らがニセ情報に踊らされてくれたおかげで、俺はこうして無事に逃げ出せた。諸君らの間抜けさ加減に感謝する。お礼といっては何だが、同業者が盗んだままだった金を返しておこう。おっと早とちりするな、俺が持っているワケじゃない。
こちらに預かってもらっているから、がんばって探してくれ。あばよ、刑事さん」
ふ、ふざけやがって……! すぐに追いかけようとしたが、上から盗まれた金を取り返せとの命令が入る。
命令を拒否したが受け入れられず、結局金を探すことになった。
全て奴の思惑通りというわけだ。ちくしょぉ……!
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